「うちの子、薬を全然飲んでくれない…」
薬を飲ませるたびに嫌がられたり、吐き出されたりすると、親のほうも疲れてしまいますよね🥺
わが家の5歳と3歳の娘も、薬への反応は正反対。
慎重派の長女と、わりと何でも飲めるのに苦手な薬は吐き出す次女😂
姉妹それぞれ、薬の飲ませ方には苦労してきました。
この記事では、薬剤師として働く母の目線も交えながら、わが家で実際にうまくいった方法や、薬を飲ませるときに気をつけたいことをまとめます🐻
同じように悩んでいるママ・パパのヒントになればうれしいです☺️
こんにちは、こむぎくまです🐻
🌿はじめに
わたしは現在、調剤薬局でパート薬剤師として働いています💊
仕事では、お子さんの薬について相談を受けることも多く、そのご家庭の状況に合わせながら、できるだけ不安や困り事を減らせるようお話しています。
ですが、自分の子どもの薬となると話は別です。
薬剤師だからといって、わが娘に毎回すんなり薬を飲ませられるわけではありません😂
むしろ、
「どうしたら飲んでくれるんだろう…」
と悩んだことは何度もあります。
そんなわが家で実際に試してきた方法や、薬局でよくいただく質問について、母としての体験も交えながらお話ししていきます☺️
※この記事はわが家の体験談を中心にまとめています。薬の種類やお子さんの状態によって対応が異なるため、実際の服用方法については処方した医師や薬剤師に確認してください。
🌿わが家の姉妹それぞれの「薬タイプ」について
わが家の長女と次女は、薬への向き合い方が本当に正反対なんです。
全てはまず疑うことから…超!慎重派な長女🎀
長女は、小さい頃からとにかく慎重な子でした。
これは薬だけに限らずで…新しいものはまず全て拒否。
それが自分にとって良いものなのか、悪いものなのか疑うところから始まります💦
薬を飲む時も同じです。
「それ何?」
「美味しい?」
「何か入れた?」
と、こちらの行動をしっかりチェックしています😂
アイスやゼリーに混ぜてこっそり飲ませようとしても、

食後にアイスやゼリーなんていつも出てこないのに…怪しい😨
ば…ばれている😂💦
一度怪しまれるとなかなか口をつけてくれません。
そのため、基本的には水でそのまま飲むことが多いです。
なんでもどんとこい!来るもの拒まずな妹🌸
次女は、薬を見ると口を開けて待つタイプ。
姉が薬を飲んでいる姿を小さい頃から見ていたからなのか、薬に対する抵抗があまりありません。
「はい、お薬飲むよー!」
と言うと、まるで巣で親鳥から餌をもらう雛のように口を開けて待っています😂
その姿がまた可愛いんですけどね♡
同じように育てていても、これだけ反応が違うので、
「この飲ませ方なら絶対に大丈夫!」
という方法は、やっぱりないんだなと感じています。
🌿長女に効いたのは「薬になりきる」作戦
長女が普段飲んでいる粉薬は、基本的に水で飲ませています。
ただ、本人が「美味しくないから飲みたくない!」と言う薬については、薬剤師として問題ないかどうか確認したうえで、牛乳に混ぜて飲ませることもあります。
なんで牛乳なの?と思った方がいらっしゃるかもしれません。
さっきもお伝えしたように、長女は基本的に何かに薬を混ぜて飲むのが苦手です。
でも何故か牛乳だけは気にならないみたいで…牛乳が大好き!というわけではないんですけどね😂
ただそれだけの理由で牛乳を採用しています。
※薬によっては牛乳と一緒に飲めないものもあります。混ぜてよいかどうかは、必ず薬をもらう際に薬剤師に確認していただければと思います。
そんな長女は小さい頃から便秘気味。
そのため、酸化マグネシウムという便秘薬をずっと飲んでいます。
わたしからすると酸化マグネシウムは「味もないし、美味しいのかな?」と思うのですが…
長女は、少し前まで普通に噛んで飲んでいました😲💦
(酸化マグネシウムは噛んではいけない薬ではないので、その点は問題ありません♡)
「お水で飲んで〜🐻💦」と言い続け、最近はちゃんと水で飲み込むようになりました。
甘く味付けされたドライシロップより、味の少ない薬のほうが好きなのかもしれません。
そんな長女で一番苦労したのが、インフルエンザにかかった時に処方されたタミフルドライシロップでした💦
熱も高く、機嫌も悪い。
そこへ、普段とは違う味の薬💊
タミフルドライシロップって薬の周りが甘くコーティングされてはいるのですが、薬自体すごく苦いんですよね💦
なので、苦手とされているお子さんが多い薬の1つだと思います。
それを知っていたので、最初はチョコアイスに混ぜて飲ませようとしました。
チョコアイスを用意していると…

何してるの!?
おくすり絶対混ぜないで!!
み…見られてしまった🤦♀️💦
娘は大号泣💦💦
このままチョコアイスに混ぜても、絶対に口をつけないだろうな。
この子には、こっそり混ぜて誤魔化す作戦は向いていない。
と悟りました。
でも、どうにかして飲ませたい🥺
インフルエンザは自然に回復することも多いですが、少しでも症状が続く期間を短くして、早く楽にしてあげたい🥺
そこで、わたしは薬になりきって正面から話してみることに😂
「僕は〇〇ちゃん(長女)の体の中にいる悪いウイルスをやっつけに来たんだ!
でもね、〇〇ちゃんのお腹の中に入らないと悪者と戦えないんだ…。
美味しくないかもしれないけど、僕のこと頑張って飲んでくれないかな?
そうしたら僕、〇〇ちゃんの体の中で頑張って戦ってくるよ!」
と、真剣に話してみました。
すると、さっきまで嫌がっていたのに、意外にもすんなり飲んでくれたんです😳!
もちろん「美味しくな〜い😭」と言っていましたが、頑張って飲んだよとドヤ顔の長女🎀
ちゃんと飲めたことをしっかりと褒めてあげました👏
残りの9回も同じ方法で何とか飲ませきりました💦
(※タミフルドライシロップは、インフルエンザの治療では通常1日2回、5日間服用します。実際の服用方法は処方された指示に従ってください。)
長女の場合、
「何かに混ぜて分からないようにする」
よりも、
「なぜ飲む必要があるのかを説明する」
ほうが合っているようでした。
もちろん、この方法がすべてのお子さんに合うわけではありません。
でも、慎重で「何をされているか分からないことが苦手な子」や「いつもなら美味しいものが、今回は変な味・食感がすると気づきやすい子」には、正直に説明する方法が合うこともあるんだな、と感じた出来事でした。
🌿次女は何でも飲める…と思っていたけれど
次女は基本的に薬を嫌がらないので、正直かなり助かっています。
ただ、何でも平気というわけではありません。
以前、発熱した際に解熱剤を飲ませたんです。
姉と同様、基本的に水で飲んでくれるのでいつも通り薬を口に入れたのですが…
すっっっごい不味そうな顔をして、
「べーっ👅」
と出されたんです💦
この子にも苦手な薬があるのだなと思いました。
その後、解熱剤を飲む機会なく来ているのですが、次回熱が出た際はどうやって飲ませようかなと考え中です💭
ここ最近の話では、咳が長引いていたので美味しくないと有名な抗生剤が処方されたんです。
解熱剤は苦手だけど、それ以外は今のところ気にせず飲んでいるし飲めるだろう!
と思い、飲ませたら案の定何食わぬ顔をして飲んでいました😂💦
わたしからすると、今回の抗生剤より解熱剤の方が絶対美味しいと思うのですが…😅
また次女も便秘気味で、普段から酸化マグネシウムを飲んでいますが、もちろん「美味しい♡」といって噛んで飲む派の子です。
わが家は姉妹揃って不思議ですね。
生後6か月頃は漢方に苦戦
今ではなんでもどんとこい!の次女ですが、初めからそうだったわけではありません。
生後6ヶ月くらいで初めて風邪をひいたのですが、その時に漢方薬が処方されたんです。
当時、哺乳瓶を使用することがほとんどなかった次女。
そのため、哺乳瓶の乳首を使った薬の飲ませ方が出来ませんでした。
薬局でいただいた丸口スポイトを使って飲ませることに…。
できるだけ薬の味を感じないように、頬の内側に沿わせるように少しずつ飲ませていきました。
それでも味が気になるのか、口から出てきて…💦
スタイが茶色く(漢方の色)染まる日もありました💦
今思えば、溶かして流し込むより少量の水で漢方薬を練って頬に貼り付け、ミルクや水で流し込んであげたほうが味を感じず飲めたのかもしれません😅
小さい赤ちゃんほど、
「アイスに混ぜる」
「好きな飲み物に混ぜる」
といった方法が使いにくいですよね。
飲ませ方については1人で悩まずに、医師や薬剤師に相談していただけると良いと思います☺️
丸口スポイトについても、お願いすればいただける薬局もあります。
🌿薬局でよく聞かれる質問
私が普段薬局で働いている際に、小さいお子さんを連れたママ・パパからよくいただく質問をいくつかご紹介しようと思います。
薬は何に混ぜてもいいの?
結論から言うと、
薬によって相性の良い食べ物・飲み物は違います。
たとえば、ジュースやヨーグルトに混ぜることで苦みが強く感じられる薬もありますし、一緒に飲むものによって効き方に影響する薬もあります。
そのため、
「粉薬なら何でも子どもの好きなものに混ぜればOK」
とは限らないんです。
わたし自身も、自分の子どもの薬を何かに混ぜるときは、
「この薬は牛乳に混ぜても大丈夫かな?」
などと、必ず確認してから混ぜるようにしています。
また、何かに混ぜる際は少量に混ぜるのがおすすめです♡
子どもが確実に食べ切れる・飲みきれる程度の量に混ぜて下さい。
大きなコップいっぱいのジュースや、ヨーグルト1個分など、多量のものに混ぜてしまうと残してしまった場合
「薬をどれくらい飲めたのか分からない…」
ということになってしまいます。
また、普段大好きな食べ物に薬を混ぜることで、
「この食べ物、変な味がする!」
と嫌いになってしまうこともあるので、少し注意が必要です。
あと、もう1つ⚠️
1歳未満のお子さんには、はちみつを使ったものに混ぜて飲ませるのは避けてくださいね。
薬がどうこうという前に、はちみつ自体が乳児ボツリヌス症のリスクから1歳未満はNGとされています🍯
意外と見落としがちなポイントなので、念のため覚えておいてもらえたらと思います。
♡ポイント♡
混ぜるものや飲ませ方で迷ったら、薬をもらう際に薬剤師に確認するのがいちばん確実です。
「この薬、何に混ぜたらいいですか?」「〇〇に混ぜても大丈夫ですか?」「どうやって飲ませたら良いですか?」のひとことで大丈夫なので、遠慮なく聞いてみてください。
「1日3回」の薬、保育園や幼稚園に行っていて飲めないのですが…
この質問もよくいただきます。
「1日3回って言われたんだけど、お昼は保育園なんです」
保育園によっては薬を飲ませてくれるところもありますが、原則として薬を預かって貰えないところもありますよね。
薬によっては、医師や薬剤師に確認したうえで、
・朝
・帰宅後
・寝る前
など、生活リズムに合わせて服用時間を調整できる場合もあります。
ただし、薬の種類によって適切な服用間隔やタイミングは異なるため、「○時間空いていれば大丈夫」と一律に考えることはできません。
保育園でお昼の服用が難しい場合は、受診した際に
「保育園に通っているので、昼の服用が難しいです」
と、医師に伝えておくのがおすすめです☺️
伝え忘れてしまった場合も、薬局で薬を受け取る際にぜひ相談してみてください。
そのお薬に合った、無理のない飲み方を一緒に考えてもらえると思います♡
薬を吐いた・全部飲めなかったときは?
これも、薬局でよく聞かれる質問です。
「飲ませた直後に吐いてしまいました」
「半分くらい口から出てしまいました」
「もう一度同じ量を飲ませてもいいですか?」
こういった場合、自己判断でもう一度全量を飲ませるのは避けましょう。
吐いたタイミングや薬の種類によって、
・もう一度飲ませる
・追加せず次の時間まで待つ
・医師や薬剤師への確認が必要
など対応が変わります。
特に、
「どれくらい飲めたのか分からない」
という場合は判断が難しいので、医師や薬剤師に電話で確認しても大丈夫です。
薬の名前と、飲ませてからどのくらいで吐いたかを伝えると相談しやすいと思います。
🌿どうしても飲んでくれないとき、わが家でしていること
色々試しても、どうしても嫌がる日ってありますよね。
そんなとき、わが家では飲めた後にとにかく褒めます😂
「頑張ったね!」
「全部飲めたじゃん!」
「すごい!」
と少し大げさなくらい。
苦い薬を頑張ったときは、口直しにアイスをあげることもあります☺️
薬を飲むこと自体は楽しいことではないけれど、
「頑張ったら褒めてもらえた」
「頑張ったらちゃんと飲めた」
という経験が、次につながってくれたらいいなと思っています。
逆に、どうしても飲めなくて親子でしんどくなってしまうときは、
「絶対に今ここで飲ませないと!」
と抱え込まず、医師や薬剤師に相談してみてください。
薬によっては、
・混ぜるものを変える
・剤形を変える
・服用時間を見直す
などで飲みやすくなることもあります。
🌿おわりに
仕事では「この薬はこうやって飲ませると良いですよ」と説明する立場ですが、家に帰ればわたしも普通の母親です。
嫌がる娘を前に、
「どうしよう…」
となることは、今もあります😂
いろいろ試しながら、その子に合った方法を探していく。
そして困ったときは、医師や薬剤師を頼る。
それでいいとわたしは思っています☺️

悩んでるママやパパに対し、教科書通りの返答をしていた若き頃の自分…
説明してもらった通りに飲ませるのってそんなに簡単じゃないよ!と子どもに薬を飲ませる立場になった今ならわかります💦
どんな些細なことでも相談してみて下さい♡
薬剤師としても相談されて気づくことが沢山あります!
長女は慎重派、次女はどんとこい派。
同じ姉妹でも、薬の飲み方は本当に違いました。
わが家で特に感じたのは、
・混ぜて誤魔化すより、理由を説明したほうが合う子もいる
・何かに混ぜるときは、薬ごとの相性を確認する
・混ぜるなら飲みきれる少量にする
・保育園で昼の服薬が難しい場合は、医師や薬剤師に相談する
・吐いたときや全部飲めなかったときは、自己判断で追加しない
ということです。
子どもに薬を飲ませるのは、親にとってもなかなか大変ですよね。
この記事が、
「他のおうちも苦労してるんだな」
「こんな方法もあるんだな」
と、少しでも参考になればうれしいです☺️
きっと、みなさんがいつも利用している薬局の薬剤師も力になってくれると思います。
困ったときは、気軽に相談してみてくださいね🐻
最後まで読んでくださってありがとうございました。
▼続きはこちら


最後まで読んでくださってありがとうございました🐻



コメント